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日別アーカイブ: 2007/02/08

みんな若い血と肉が欲しいんだよ、という数字の話

人間豊かになると医療(健康)とマネーゲームにしか興味がなくなる、というのをどこかで読んだことがある。日本だと賦課方式の年金のおかげで、子供というか若い世代が稼げないと困るということもあって教育問題とならんでこの3つが世の興味なんじゃないかと思うこのごろ。

先にまとめておくと、みんな若い血と肉が欲しいんだよってことで。この手の話はスルーしとけ、という気がする。

まず有名な図.これをみると、若者は3年で3割辞めるんだよ、という話になる。

新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移(厚生労働省職業安定局調べ)

・高卒  02年

 1年目21.6%  2年目13.8%  3年目9.7%  計 45.1%
12年  1年目26.3%  2年目14.7%  3年目9.2%  計 50.3%
・大卒  02年  1年目10.3%  2年目8.8%  3年目7.4%  計 26.5%
12年  1年目15.7%  2年目11.6%  3年目9.2%  計 36.5%

第1−4−12図 3 在職期間別離職率の推移(中学校卒業者)

そしてさまざまな業界で、うちの業界は離職率がたかくてウンヌンというのがよくあがっている。

  • IT業界:だろうけど、この業界辛いので、離職多いんだよ、とまことしやかに言われているのだが、全体を調べたようなデータがでてこなかった。ちなみに北海道だと

離職率は5.9%と道内全産業事業所規模5人以上)の離職率2.5%(平成16年毎月勤労統計調査地方調査(北海道))を大きく上回っており、他産業に比べ離職率が高くなっている。
ということのようです。
北海道低いですね。地域柄なんでしょうね。。

入職率 離職率
全労働者 14.5 11.7 18.7 16.6 13.7 20.9
一般労働者 11.5 9.9 15.2 14.2 12.3 18.5
パートタイム労働員 26.9 35.2 24.5 26.4 32.1 24.8
介護労働者 正社員 28.4 32.1 27.3 16.8 14.9 17.3
非正社員 61.5 73.5 60.0 32.2 35.2 31.8

  • 日本看護協会の調査によると、病院に勤務する看護師の離職率は、94年度は9・9%だったが、05年度は13・1%(速報値)に上昇。新人看護師の1年目の離職率が10%近い

厚生労働省:平成18年上半期雇用動向調査結果の概況:

平成18年上半期(1月〜6月)における労働移動者は、入職者が418万人(前年同期442万人)、離職者が411万人(同426万人)で、延べ労働移動者は829万人(同868万人)となり、入職者のうち転職入職者は245万人(同252万人)となった。これを率でみると、入職率は9.6%(同10.3%)、離職率は9.4%(同9.9%)、延べ労働移動率は19.0%(同20.1%)、転職入職率は5.6%(同5.9%)となった

さて。なんか酷いなあ、という気になってきたところで、最近の昭和30年代はスバラシーという郷愁に疑問をなげて終了。産業大分類別入・離職率を、暇なひとはどうぞ。いそがしい方は昭和35年 労働経済の分析:

埼玉県の調査によれば,製造業の5〜14人規模の企業で計画した中卒の採用予定人員は4,872人,実際に充足できたのは1,036人で,このうち86名が5月までの僅か1ヵ月の間に離職した。高卒の場合にはさらに離職性向が高く,15〜29人規模では採用予定人員270名,採用できたのは140名で,採用後1ヵ月間に14%の20名が離職している。30〜99人規模でも男女それぞれ10%近い離職率を示している。新規学卒者の離職率は,採用後6カ月から1年位の間で最も高いといわれているが,前記の場合に,その後の離職を加えるとかなりの割合に達するものと思われる(第1-26表)。 第1-26表 新規学卒者の入職後1ヵ月以内の離職率