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AWS, Content Delivery Network and Debian

カテゴリーアーカイブ: cloud

クラウド種別と食の産業分類

こんなことを書いたらクラウドって何?な人に、説明を求められた。本来の定義は置いておいて。

  • 外食
    • ユーザ:メニューの中から選ぶ。選択肢を広げるためには、好きなものを食べに出向かねばならない。
    • 事業者:小さな規模から大きな規模まで存在している。チェーン展開している大規模な店になればより安く均一なものが提供するためのインフラを整える。インフラは自社整備するところから、専門の業者が存在する。中食から仕入れて最後の飾りと給仕だけを事実上行なっている場合もある。
    • SaaSとして提供されているサービスは小規模から大規模まで無数にある。しかし個々のカスタマイズはできない。お客様は使い方を学ぶ。
  • 中食
    • ユーザ:メニューは外食より少ない。選択肢を広げるためには調理されたものの組み合わせや、概ね出来上がったものに手を入れる。そしてそのノウハウは割と流通している(Amazon: コンビニ食材即効アレンジ中食レシピ200 なんてのもある)が、ノウハウは多くない。外食よりお手軽な値段。
    • 事業者:一般的には外食よりもそのレパートリーは少なく、絞り込んだアイテムを提供する。街の惣菜屋のようなものから、冷凍食品まで規模は様々。
    • PaaSとして提供されているサービスはかなり少ない。言語プラットフォームとして提供される場合が多く、お客様は自分のサービスを作るために使う。
  • スーパー
    • ユーザ:好きな材料を選んで調理する。選択肢は広い。料理本ランキングが出来る程に一般的で、本にのってる材料がひと通り揃う。値段も安い。
    • 事業者:大量多品目を安価で供給するために同じ仕組で多品目を同じように扱う。大規模化、寡占化がすすんでいる。
    • IaaSではユーザはそこにあるサーバやネットワークでサービスをほぼ自分でつくる。プログラマにとっては、それだけあれば何でも作れると思っている。大規模化がすすんでいるものの、サービス作成をが必要なく、仕組みを供給する会社があるため、供給力の背景があると参入しやすい。
  • 材料調達を頑張る
    • ユーザ:自由な食材をどこからでも調達して作って食べることになる。選択肢は無限ともいえる。山海の幸、地場の恵み、世界のレア食材など扱ってる店を活用すれば夢が広がる。
    • 事業者:ニッチなニーズに答えられる場所にのみ存在できる。場合によっては料理人が出張することもある。
    • オンプレミスでは、お金と時間があれば、どんなサーバでもネットワークでも、人でも調達し、夢のあるシステムを構築することができる。

という具合だろうか。説明していくとピタっとははまらないなーという当たり前のことが明らかになるなあ。

富士通のクラウド関係の研究(のごく一部)

    たまにおもしろいのが乗っている、雑誌FUJITSU その今日でた記事からおもしろいものを。

    MPLS Japan 2011の資料をよんでみる

    MPLS Japan 2011に行けなかった(仕事がいそがしすぎ)なので、webを見ると資料がわんさかなのですばらしい。どれもいいのだが、当然ながら技術トレンドは有名なものばかりでいろんな人が書きそうなので、そうじゃないもの2つをメモ.

    http://mpls.jp/presentations/MPLS_Japan_2011_Cloud_Networking_1IIJ.pdf IIJの資料。27%が閉域接続。そのうちの4割WAN, 6割VPN。ってこの数字すげえな。さすがIIJ。

    http://mpls.jp/presentations/111024-mpls-japan-print.pdf インテックのExage(←ドキュメントへのリンク)。Intec+IDCF+ATworks

    GlusterがRHに買収

    今日のおどろきニュース.

    http://goo.gl/zUzrk Red Hat agreed to acquire privately held data storage company Gluster Inc. for roughly $136 million in cash 

    GlusterのビジネスがRH買収で加速することを期待しています。とはいえ、実際の仕事としてはRHKKでどう扱うのかを聞かないといかんな。

    こんなこともかかれた。

    RT @htaira: うちのブライアン・チェと、AWSの @ar1 氏の顔がそっくりな件 > Impress Cloud Watch 米Red Hat、分散ストレージ技術のGlusterを買収 http://bit.ly/qDoF6x

    クラウド関係のコードネームをあつめてみる

    残念ながら、AWSはロードマップを発表しない会社なので、他社のものだけ。

    というか話のネタにしかならんものをあつめているだけなので、そんなもんだとおもって。。

    MSはコードネームを出して、ロードマップを発表して、注目をひきつけているんだなあとあらためて思いました。

     

       

      クラウドごった煮@大森

      @harutamaさんらの尽力で開催されたクラウドごった煮。

      詳細は http://togetter.com/li/185854  が一番かな。

      この会でいちばんのおもしろな瞬間は「アマゾンに対する感情を形容詞ひとつで!」というものかもしれない。

      Q「Amazonを一言で表すと?」 Biglobe「黒い」 GMO「爆発して欲しい」 IDC「いっぱい」 IIJ「very huge」 さくら「一貫している」 ニフティ「禍々しい」

      まあこういうものらしい。

      東大には22世紀医療センターなるものがあるので俺たちも22世紀クラウドセンターとか考えようぜ

      「東大には22世紀医療センターなるものがあるので俺たちも22世紀クラウドセンターとか考えようぜ」という出落ちなのだが、ちょっと考えてみる。

      賛成

      • クラウドはコンピュータに限らず社会全体を変えるので「クラウドコンピューティング」ではなくて「クラウド」だろう。
      • クラウドという言葉が定まっていない今こそやってしまうチャンス。
      • 医療のほうの設立趣意 をみてると、確立してない可能性に賭けてるんだからこっちもそれでよい

      反対

      • 医学なんてそれこそ大学が世にできたころからある伝統あるもので、だからこそ未来を見据える意味がある。
      • 医学は継続的ニーズであり、なくなるわけがないのに、クラウドでながつづきする研究予算はとれない

      それにしてもそれだけ先をみすえて金とってこれるのはすばらしいな。

      重複排除 for S3

      @w_katsuraさんによる重複排除 技術解説 重複排除の単位 – Wataru’s Blog http://t.co/zvWKiqO

      これがとてもすばらしいので一読おすすめ。

      http://www.opendedup.org/
      といったオソ実装も最近あるようなのだ.

      この絵。。モロにS3が書いてある。

      S3をmountしたいという声は頻繁に聞く。しかしながらS3にPOSIX的な情報をもたせるのはどうにもスジがわるいし、大丈夫だな、という実装にであったことがない。

      どうせやるなら、dedupeまでやってしまうほうが潔いかもしれない。S3ChunkStoreというあたりがキモな気がする。

      各国のサイバー犯罪対策法令

      ついにHPC nightが開催された。http://jaws-ug.jp/news/bc7cv6 にまともな記事はのっている。自分はほかの仕事があったので途中から参加(というか通路にむりやりはいりこみました)

      「ドイツでは、ある企業が情報漏えいをすると、その企業の責任者は禁固刑に処せられるケースがあるが、それでもAmazonを採用するドイツ企業があることを思い出してほしい」

      という話がでたのでちょっと書いておく。

      http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/treaty159_4a.pdf で、サイバー犯罪に関する条約(略称 サイバー犯罪条約)というのが定められて、その中で知ったことなのだが、「ドイツでは法人の刑事責任が認められていない」ということらしい。

      条約における民事上の責任は civil penalty のようなものを意味しており、わが国における
      損害賠償を第 13 条の制裁(sanction)の一種であると解釈することには疑問があるとの意見 もある。刑事責任、民事責任、または行政的制裁とすることが締約国の法原則に従い選択可 能となっているのは、ドイツのように法人の刑事責任を認めていない国の存在を考慮してい るからであるとも考えられる。法人の刑事責任を肯定している日本においては,法人の責任 は刑事責任でなければならないとすれば、大きな改正が必要となるとの指摘があった。

      http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/downloadfiles/Cybercriminallawreport.pdf にある解説より。このpdfはとてもわかりやすいので超おすすめ。

      プライベートクラウド定義いろいろ。

      そもそもcloudだけで、public cloudという言葉がないところに、private cloudという言葉が発明された。その経緯をかんがえると、private cloudの正確な定義がないのはおかしな気もする。各社が定義がきまる前にわれ先にと使いはじめて定義なんてものが亡きものになったというのが本当のとこだろう。

      • 1) シングル(グループ企業などもok)テナント。
      • 2) インターネットをつかわない接続ができる。
      • 3) ユーザの要求にしたがったカスタマイズ。

      これらのいずれかであれば、プライベートクラウドだと主張する例がみうけられるらしいという弁理士のおことばをいただいた。とくにこの3)があればokとなると異様に広いことがわかる。

      ではこの定義を見て、現在のAWSがどうなっているかを考えてみる。

      1)のとしては、Dedicated Instancesがある。

      2)は。。えーなにそれ、という考えもあるが、Import/Export serviceがある。

      3)については プレミアムサポートのプラチナに加入していただくと、わりと柔軟にはなります。とはいえ、できないものはできませんが。。

      とにかく私がおどろいたのは、3)の「カスタマイズがはいるものはプライベートクラウド」だという定義が弁理士で広くシェアされているらしいという話でした。